練習場のレッスンとラウンドレッスンの違い

今回は練習場に通ってくださっている30代の女性Aさんを例にお話をしたいと思います。

Aさんは全くの初めてから、1週間に1回、平均月4回のレッスンで1年通ってくださっています。今回のラウンドレッスンでは、ショートホールのアイアンやティーショットがすごい上手だったのでまじめに練習に向き合った成果がでていました。Aさんナイスショット!

しかしコースに出るとフラットのところなんてティーショットだけで他は足場が前下がりだったり、悪いところがほとんどです。

練習場ではしっかり打てるようになってきて、自信もついてきていると思うのですが、Aさんはメンタルの面ももちろんですけど、番手通りには飛ばせないと自信のなさから過小評価をしていまい、足場が悪いところでは力んでしまって、ちゃんと本領発揮できないというのがありました。

練習場では足場をわざと悪くした練習も行っていますが、コースに出ないと学べないこともたくさんあります。

当然ですが、練習場のレッスンはコースに行くためのものです。フルショットを覚えるけれども、ハーフショットとかパンチショットとか同様のものをもっと覚えていかないと、コースで使えない。いかに力まずに打てるのか。

コースに出たら傾斜や天候などのその時のコースの状態、自分の体のコンディション、そういったものと向き合ってどんなショットにするかが大切です。力まず欲をかかないこと。

Aさんはスコア130ぐらいでこの日を終えました。本番に強い方なのか練習場よりしっかり打ててたように感じました。暑い中、よく頑張っていらっしゃいました。

過去に18ホールに向き合うための心構えを書きましたので是非そちらもご覧ください。